車両ECUのデーターをどの様に読み書きをするのか? この点に於いても、DIM SPORT社の技術の高さがハッキリと認識できます。
概ね2000年以前の車種についてはOBD2ポートからのアクセスではなく、ECU基盤に接合されるROMからの読み書きになります。 *年式では、明確には区分けできませんので、実際には細かに車種・ECUの分類が必要です。
ROMには、様々なメーカーやタイプがありますが、DIM SPORT社ではその殆どを網羅しております。 推奨する器材はGALEP5。この機種はDIM SPORT社専用品ではありませんが、その後のサポート等を考慮すると、DIM SPORT社を通じてのご購入をお勧め致します。
OBDとは北米から発祥した、統一規格の診断用ポーです。OBD2になってから欧州や日本等も規格参加をし、概ね2003年頃を堺に世界的に統一された診断用ポート。 このOBD2ポートを介して車両ECUに直接アクセスして、データーの読み書きをする事ができます。
DIM SPORT社が販売するデーター読み書きツールです。タッチパネル方式で、操作は非常に簡単です。 キット内に付属する汎用コネクターを使えば、大抵の車両ECUにアクセスが可能です。 規格ポートと異なる車種には、それぞれ専用コネクターの用意もあります。 例 : アルファ・フェラーリ・フィアット・ランチャなどのイタリア車 ポルシェ・BMW など コネクターの種類が異なっても、操作方法は同じです。
読み込む祭にはGeniusには外部電源は要りません。車両OBD2からの電源供給だけで操作することができます。
2010年頃から、BOSCH製ECU(MED17)を基準にOBD2ポートからのアクセスをリジェクトするメーカー体制が取られ始めています。
DIM SPORT社では、ブートローダーを介して、ECU本体とGENIUSを接続させる事ができます。
ECUを車両から取り外す必要が出てきますが、データーチューニングも更に進化を遂げているのです。
最新車種に関しては、OBD2からのアクセスをリジェクトされているケースが多い様です。 その場合は、ECU本体の基盤から直接データーの読み書きを行うBOOT(ブート)システムです。 トラスデーターは、最新機種に対応するDIM SPORT社のデーターツールです。
本国内でも、いよいよディーゼルターボの台頭の兆しが強くなってきました。ディーゼルならではのトルク感は実に手応えを感じるものがあります。 DIM SPORT社RAC EVOでは既に数多くのディーゼルエンジンのECUチューニングを行う事ができますが、ここで紹介するRAIPDはディーゼルエンジン専用に開発されたモジュールシステムです。 ECUのリマップとは異なり、ECUとエンジンの間に割り込む車種専用モジュールです。 オプションで、セッティングコンソールの用意もあるので、必要に応じて手軽にキャリブレーションが可能です。